クロルピクリンの物性・分解性

ご覧になりたい項目をクリックしてください
名称および化学式
物理化学的性質
急性毒性・魚毒性
気中濃度と人体への影響
危険有害性の要約
光分解・微生物分解
土壌中における分解

名称および化学式

<名称および化学式>
名 称
クロルピクリン(クロロピクリン、トリクロロニトロメタン)
分子量
164.39
化学式

ページトップへ▲

物理化学的性質

<物理化学的性質>
外観および臭い
無色~淡黄色澄明液体。
容易にガス化し、そのガスは強い催涙性、粘膜刺激性を有す。
比 重
1.657(20℃)、ガス 5.7(空気=1)
沸 点
112.1℃(1013hPa)
蒸気圧
3.72kPa(25℃)
融 点
-64℃
比 熱
0.22(cal/g℃)
溶解性
水に微溶(20℃の水1に1.974g溶解する)。
ヘキサン、アセトン、メタノール等の有機溶剤に溶解する。
安定性
きわめて安定で、長期間保存しても変質しない。
金属腐蝕性
常温で気化し、金属類を腐蝕するが、亜鉛は腐蝕しない。
引火爆発性
なし

ページトップへ▲

急性毒性・魚毒性

<急性毒性・魚毒性>

■毒性:医薬用外劇物
経口毒性
吸入毒性
動物名
LD50(mg/kg)
動物名
LD50(mg/kg)
マウス
♂ 190
ウサギ
800 (20分間曝露)
♀ 175
ラット
665 (20分間曝露)
ラット
♂ 220
マウス
370 (30分間曝露)
♀ 200
ラット
80 (4時間曝露)

■魚毒性:C類
コイ
TLm (48hr) 0.168ppm
ミジンコ
TLm (3hr) 0.91ppm

ページトップへ▲

気中濃度と人体への影響

<クロルピクリンの気中濃度と人体への影響>

気中濃度
曝露時間
影響
mg/m3
ppm
2,000
297.6
10分
致死
800
119.0
30分
致死
100
15.0
1分
不耐
50
7.5
10分
不耐
9.0
1.3

最低刺激
7.3
1.1

感知可能
2~25
0.3~3.7
3~30秒
催涙により眼を開けていられない

許容濃度
0.1 ppm ( 0.67mg/m3 ) ( 2000年 ) 
日本産業衛生学会
0.1 ppm ( 0.67mg/m3 ) ( 2000年 )
ACGIH

ページトップへ▲

危険有害性の要約

<危険有害性の要約>

クロルピクリンの発生するガスは、目、呼吸器系及び皮膚を極めて強く刺激し、強い催涙性があります。
この液が皮膚に直接触れると水泡を生ずることがあります。このガスを多量に吸込むと肺水腫を起こし、死亡する恐れがあります。
特徴的な症状としては麻酔作用と激しい嘔吐が見られます。
反復してあるいは長期にわたり接触すると皮膚感作をおこすことがあります。

ページトップへ▲

光分解・微生物分解

<光分解・微生物分解>

■微生物による分解

■光分解

ページトップへ▲

土壌中における分解

<クロルピクリンの土壌中における分解>



クロルピクリンは土壌に処理されると、速やかに分解され、土壌によっては、処理5日後で処理量の99%以上が分解されます。(右上図)

クロルピクリンの分解は主に土壌中に生息する微生物(カビ、細菌等)によって起こります。(左上図)

採用情報





シロアリネット

製品検索

ソイリーン

農薬の正しい使い方

ページトップへ▲