使用上の注意
(1)使用前によく振ってから使用すること。
(2)使用量に合わせ薬液を調製し、使いきること。
(3)散布液調製後はできるだけ速やかに散布すること。
(4)アルカリ性の農薬や肥料との混用はさけること。
(5) やむを得ず、他の薬剤と混用する場合には、事前に薬害の有無を十分確認してから使用すること。
(6) アスパラガスに使用する場合、銅剤との混用は薬害を生じるおそれがあるので、混用はしないこと。
(7)きゅうりに使用する場合、TPNを含む農薬との混用は薬害を生じるおそれがあるので、混用はしないこと。
(8)トマト及びミニトマトに使用する場合、薬害を生じるおそれがあるので、以下のことに注意すること。
1)アゾキシストロビンを含む農薬との混用はしないこと。
2)アゾキシストロビンを含む農薬を散布した場合には、散布後2週間以上間隔をあけて本剤を使用するこ
と。
(9)はくさいに使用する場合、展着剤を加用すると薬害を生じる場合があるので、加用に当っては事前にその適否を確認すること。
(10)使用液量は、対象作物の生育段階、栽培形態及び使用方法に合わせて調節すること。
(11)過度の連用をさけ、可能な限り作用性の異なる薬剤やその他の防除手段を組み合わせて使用すること。
(12)蚕に対して影響があるので、周辺の桑葉にはかからないようにすること。
(13)ミツバチに対して影響を与えるおそれがあるので、散布の際はミツバチ及び巣箱にかからないようにすること。また、散布直後から1日後まではミツバチを散布区域外に移動させるか、巣門を閉じること。
(14)つまみ菜・間引き菜には使用しないこと。
(15)空容器は圃場などに放置せず、3回以上水洗し、環境に影響のないよう適切に処理すること。洗浄水はタンクに入れること。
(16)本剤の使用に当っては、使用量、使用時期、使用方法を誤らないように注意し、とくに初めて使用する場合は、病害虫防除所等関係機関の指導を受けることが望ましい。
人畜に有毒な農薬については、その旨及び解毒方法
(1)誤飲などのないよう注意すること。
(2)本剤は眼に対して刺激性があるので眼に入らないよう注意すること。眼に入った場合には直ちに水洗し、眼科医の手当を受けること。
(3)本剤は皮膚に対して弱い刺激性があるので皮膚に付着しないよう注意すること。付着した場合には直ちに石けんでよく洗い落とすこと。
(4)散布の際は農薬用マスク、手袋、長ズボン・長袖の作業衣などを着用すること。作業後は直ちに手足、顔などを石けんでよく洗い、洗眼・うがいをするとともに衣服を交換すること。
(5)作業時に着用していた衣服等は他のものとは分けて洗濯すること。
(6)かぶれやすい体質の人は取扱いに十分注意すること。
水産動植物に有毒な農薬については、その旨
使用残りの薬液が生じないように調製を行い、使いきること。散布器具及び容器の洗浄水は、河川等に流さないこと。また、空容器等は水産動植物に影響を与えないよう適切に処理すること。
引火し、爆発し、又は皮膚を害する等の危険のある農薬については、その旨
通常の使用方法ではその該当がない。
貯蔵上の注意事項
直射日光をさけ、なるべく低温な場所に密栓して保管すること。