殺虫剤

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トレボン粉剤DL

トレボン粉剤DL

特長

●水稲のウンカ類・ツマグロヨコバイ、コブノメイガ、カメムシ類ほか幅広い害虫に有効です。 ●害虫に速効的に作用します。 ●大豆などの豆類や野菜などでも使用できる粉剤タイプの薬剤です。 ●稲発酵粗飼料(WCS)用稲にも使用できます。

※基本情報は横にスクロールすることができます。

有効成分
  • エトフェンプロックス・・・0.50%
その他化管法該当成分
性状
  • 類白色粉末 45μm以下、浮遊性指数 20以下
毒性
  • 普通物※
有効年限
  • 5年
危険物
包装
  • 3kg×8

※普通物:「毒物及び劇物取締法」(厚生労働省)に基づく、特定毒物、毒物、劇物の指定を受けない物質を示す。

適用表

※適用表の中でスクロールすることができます。

※印刷は適用表PDF又は製品要覧からお願いします。

2023年05月24日現在の内容です。

作物名 適用場所 適用病害虫名 使用量 使用時期 本剤の使用回数 使用方法 エトフェンプロックスを含む農薬の総使用回数
- イネツトムシ 4kg/10a 収穫7日前まで 3回以内 散布 3回以内
カメムシ類
イネミズゾウムシ成虫
ツマグロヨコバイ
ウンカ類
コブノメイガ
アザミウマ類
イナゴ類
イネドロオイムシ
ニカメイチュウ
3~4kg/10a
イネヒメハモグリバエ
フタオビコヤガ
3kg/10a
小麦 - ヒメトビウンカ
アブラムシ類
4kg/10a 収穫14日前まで 2回以内 散布 2回以内
豆類(種実) - ハスモンヨトウ
マメシンクイガ
シロイチモジマダラメイガ
カメムシ類
フタスジヒメハムシ
ダイズサヤタマバエ
アブラムシ類
アズキノメイガ
4kg/10a 収穫14日前まで 2回以内 散布 2回以内
えだまめ - ハスモンヨトウ 3~4kg/10a 収穫14日前まで 2回以内 散布 2回以内
マメシンクイガ
シロイチモジマダラメイガ
カメムシ類
フタスジヒメハムシ
ダイズサヤタマバエ
4kg/10a
やまのいも - シロイチモジヨトウ 4kg/10a 収穫14日前まで 3回以内 散布 3回以内
さといも - ハスモンヨトウ 4kg/10a 収穫14日前まで 3回以内 散布 3回以内
ばれいしょ - テントウムシダマシ類 4kg/10a 収穫7日前まで 3回以内 散布 3回以内
かんしょ - ハスモンヨトウ
ナカジロシタバ
4kg/10a 収穫7日前まで 3回以内 散布 3回以内
とうもろこし - アワノメイガ 4kg/10a 収穫7日前まで 4回以内 散布 4回以内
飼料用とうもろこし(子実) - アワノメイガ 4kg/10a 収穫7日前まで 4回以内 散布 4回以内
トマト - コナジラミ類 4kg/10a 収穫前日まで 2回以内 散布 2回以内
きゅうり - アブラムシ類 4kg/10a 収穫前日まで 3回以内 散布 3回以内
ウリハムシ 3~4kg/10a
なす - テントウムシダマシ類 4kg/10a 収穫前日まで 3回以内 散布 3回以内
オクラ - アブラムシ類 4kg/10a 収穫前日まで 3回以内 散布 3回以内
かぼちゃ - コナジラミ類 4kg/10a 収穫前日まで 3回以内 散布 3回以内
すいか - ハスモンヨトウ
ウリハムシ
4kg/10a 収穫3日前まで 3回以内 散布 3回以内
キャベツ - ハスモンヨトウ
アブラムシ類
アオムシ
3~4kg/10a 収穫3日前まで 3回以内 散布 3回以内
はくさい - アオムシ 3~4kg/10a 収穫7日前まで 3回以内 散布 3回以内
コナガ 4kg/10a
だいこん - アオムシ 3~4kg/10a 収穫21日前まで 3回以内 散布 3回以内
ダイコンハムシ 4kg/10a
れんこん - マメコガネ 4kg/10a 収穫14日前まで 3回以内 散布 3回以内
水田作物、畑作物(休耕田) ヨシ、オギ、ススキ、セイタカアワダチソウ等の多年生雑草が優占している休耕田 カメムシ類 3~4kg/10a - 3回以内 散布 3回以内

は有効成分を含む農薬の総使用回数を示すものです。

使用上の注意事項

(1)本剤は飛散を少なくするように製剤されており、一般の粉剤に比べ見かけ比重がやや大きく、流動性が良いので、散布の際は散粉機の開度を1目盛程度しぼって散布すること。 (2)蚕に対して長期間毒性があるので、近くに桑園がある場合には絶対に桑葉にかからないようにすること。 (3)散布器具、作業衣などは桑用と必ず区別すること。 (4)ミツバチに対して影響があるので、以下のことに注意すること。 1)ミツバチ等の巣箱及びその周辺に飛散するおそれがある場合には使用しないこと。 2)関係機関(都道府県の農薬指導部局や地域の農業団体等)に対して、周辺で養蜂が行われているかを確認し、養蜂が行われている場合は、関係機関へ農薬使用に係る情報を提供し、ミツバチの危害防止に努めること。 (5)イネミズゾウムシ成虫に使用する場合、移動範囲が広いのでなるべく広域でいっせいに防除し、畦畔などの周辺雑草にも散布すること。 (6)本剤の使用に当っては、使用量、使用時期、使用方法を誤らないように注意すること。とくに適用作物群に属する作物又はその新品種に本剤を初めて使用する場合は、使用者の責任において事前に薬害の有無を十分確認してから使用すること。なお、病害虫防除所等関係機関の指導を受けることが望ましい。

人畜に有毒な農薬については、その旨及び解毒方法

(1)誤食などのないよう注意すること。 (2)本剤は眼に対して弱い刺激性があるので眼に入らないように注意すること。眼に入った場合には直ちに水洗すること。 (3)散布の際は農薬用マスク、手袋、長ズボン・長袖の作業衣などを着用すること。 (4)作業後は手足、顔等を石けんでよく洗い、洗眼・うがいをすること。

水産動植物に有毒な農薬については、その旨

(1)水産動植物(甲殻類、冷水魚)に影響を及ぼすので、河川、養殖池等に飛散、流入しないよう注意して使用すること。養殖池等周辺での使用はさけること。 (2)散布後は水管理に注意すること。 (3)散布器具及び容器の洗浄水は、河川等に流さないこと。また、空容器、空袋等は水産動植物に影響を与えないよう適切に処理すること。

引火し、爆発し、又は皮膚を害する等の危険のある農薬については、その旨

通常の使用方法では、その該当がない。

貯蔵上の注意事項

直射日光をさけ、なるべく低温で乾燥した場所に密封して保管すること。