殺虫剤

16759

トレボン粒剤

トレボン粒剤

特長

●水面施用でイネミズゾウムシ、イネドロオイムシ、ウンカ類、ツマグロヨコバイなど水稲の重要害虫に効果を発揮します。 ●いぐさ・れんこん・さとうきび・畑わさび・わさびにもご使用になれます。 ●粒剤ですので、周辺へ飛散しにくい薬剤です。 ●稲発酵粗飼料(WCS)用稲にも使用できます。

※基本情報は横にスクロールすることができます。

有効成分
  • エトフェンプロックス(化管法第1種)・・・1.5%
その他化管法該当成分
性状
  • 褐色細粒
毒性
  • 普通物※
有効年限
  • 5年
危険物
包装
  • 2kg×10

※普通物:「毒物及び劇物取締法」(厚生労働省)に基づく、特定毒物、毒物、劇物の指定を受けない物質を示す。

適用表

※適用表の中でスクロールすることができます。

※印刷は適用表PDF又は製品要覧からお願いします。

2021年04月21日現在の内容です。

作物名 適用病害虫名 使用量 使用時期 本剤の使用回数 使用方法 エトフェンプロックスを含む農薬の総使用回数
イネミズゾウムシ
イネドロオイムシ
イネゾウムシ
イネヒメハモグリバエ
イナゴ類
ウンカ類
ツマグロヨコバイ
2~3kg/10a 収穫21日前まで 3回以内 散布 3回以内
ニカメイチュウ第1世代 3kg/10a
さとうきび ハリガネムシ類 9kg/10a 植付時 1回 植溝土壌混和 1回
れんこん イネネクイハムシ 3kg/10a 収穫14日前まで 3回以内 散布 3回以内
いぐさ イグサシンムシガ 2kg/10a - 3回以内 散布 3回以内
畑わさび ナトビハムシ 3kg/10a 植付時 1回 植溝土壌混和 2回以内(植付時の土壌混和は1回以内、散布は1回以内)
ナトビハムシ
ワサビルリイロサルゾウムシ
収穫14日前まで 散布
わさび ナトビハムシ 3kg/10a 畑育苗期 ただし、植付時 1回 植溝土壌混和 2回以内(植付時の土壌混和は1回以内、散布は1回以内)
畑育苗期 散布

は有効成分を含む農薬の総使用回数を示すものです。

使用上の注意事項

(1)使用量に合わせ秤量し、使いきること。 (2)本剤を本田で使用する場合、湛水状態(湛水深3~5cm)でまきむらのないように均一に散布し、散布後少なくとも3~4日間はそのまま湛水状態を保ち、田面を露出させたり水を切らしたりしないように注意し、また、散布後7日間は落水、かけ流しはしないこと。 (3)本剤を使用したわさびの苗を畑地からわさび田に移植する場合には、使用した農薬がわさび田の水系に持ち込まれないよう、わさびの苗に付着した土を十分に洗い落とすこと。 (4)蚕に対して長期間毒性があるので、近くに桑園がある場合には絶対に桑葉にかからないようにすること。 (5)散布器具、作業衣などは桑用と必ず区別すること。 (6)ミツバチに対して影響があるので、以下のことに注意すること。 1)ミツバチ等の巣箱及びその周辺に飛散するおそれがある場合には使用しないこと。 2)関係機関(都道府県の農薬指導部局や地域の農業団体等)に対して、周辺で養蜂が行われているかを確認し、養蜂が行われている場合は、関係機関へ農薬使用に係る情報を提供し、ミツバチの危害防止に努めること。 (7)本剤の使用に当っては、使用量、使用時期、使用方法を誤らないように注意し、とくに初めて使用する場合には病害虫防除所等関係機関の指導を受けることが望ましい。

人畜に有毒な農薬については、その旨及び解毒方法

(1)誤食などのないよう注意すること。 (2)本剤は眼に対して刺激性があるので、眼に入った場合は直ちに水洗し、眼科医の手当を受けること。 (3)散布の際は手袋、長ズボン・長袖の作業衣等を着用すること。作業後は手足、顔等を石けんでよく洗い、洗眼・うがいをすること。

水産動植物に有毒な農薬については、その旨

(1)水産動植物(魚類)に影響を及ぼすので、養魚田では使用しないこと。 (2)水産動植物(甲殻類、冷水魚)に影響を及ぼすので、河川、養殖池等に飛散、流入しないよう注意して使用すること。養殖池等周辺での使用はさけること。 (3)散布後は水管理に注意すること。 (4)散布器具及び容器の洗浄水は、河川等に流さないこと。また、空容器、空袋等は水産動植物に影響を与えないよう適切に処理すること。

引火し、爆発し、又は皮膚を害する等の危険のある農薬については、その旨

通常の使用方法ではその該当がない。

貯蔵上の注意事項

直射日光をさけ、なるべく低温で乾燥した場所に密封して保管すること。