第 21175 号
クサトリーDXジャンボL

有効成分 |
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その他化管法該当成分 |
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性状 |
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毒性 |
| 有効年限 |
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危険物 |
| 包装 |
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※普通物:「毒物及び劇物取締法」(厚生労働省)に基づく、特定毒物、毒物、 劇物の指定を受けない物質を示す。
適用表
2009年10月21日現在の内容です。
作物名 | 適用雑草名 | 使用時期 | 適用土壌 | 使用量 | 本剤の 使用回数 |
使用方法 | 適用地帯 |
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移植水稲 | 水田一年生雑草 マツバイ ホタルイ ミズガヤツリ ウリカワ ヒルムシロ セリ アオミドロ・藻類による表層はく離 |
移植後3日~ノビエ2.5葉期 ただし、移植後30日まで | 砂壌土~埴土 | 小包装(パック)10個(400g)/10a | 1回 | 水田に小包装(パック)のまま投げ入れる。 | 全域(北海道、東北を除く)の普通期及び早期栽培地帯 |
フェントラザミドを含む農薬の総使用回数 | ブロモブチドを含む農薬の総使用回数 | ベンスルフロンメチルを含む農薬の総使用回数 |
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1回 | 2回以内 | 2回以内 |
については有効成分を含む農薬の総使用回数を示すものです。
使用上の注意
(1)必要量を購入し、できるだけ残すことなく使いきること。
(2)本剤は雑草の発生前から生育初期に有効なので、ノビエの2.5葉期までに時期を失しないように散布すること。なお、多年生雑草は生育段階によって効果にフレが出るので、必ず適期に散布するように注意すること。ホタルイ、ミズガヤツリ、ウリカワは2葉期まで、ヒルムシロは発生期まで、セリは再生始期まで、アオミドロ・藻類による表層はく離は発生前が本剤の散布適期である。
(3)苗の植付けが均一となるように代かきをていねいに行うこと。未熟有機物を施用した場合は、特にていねいに行うこと。
(4)藻類又は表層はく離の発生しやすい水田では有効な剤との組合せで使用すること。
(5)処理に当たっては、水の出入りを止めて水深5~6cmの湛水状態にし、散布後少なくとも3~4日間は通常の湛水状態を保ち、田面を露出させないようにし、散布後7日間は落水、かけ流しはしないこと。自然減水により田面の一部が露出するようになったら、水尻を止めて通常の水深になるまで水を入れて水口を閉じること。また、止水期間中の入水は静かに行うこと。
(6)移植前後の初期除草剤による土壌処理との体系で使用する場合には、雑草の発生状況をよく観察し、時期を失しないよう適期に散布すること。
(7)本剤は小包装(パック)のまま10アール当り10個の割合で水田に均等に投げ入れること。
(8)藻や浮草が多発している水田では、拡散が不十分となり、効果の劣る可能性があるので使用をさけること。
(9)散布後に多量の降雨が予想される場合は、防除効果が低下することがあるので、使用をさけること。
(10)パックに使用しているフィルムは水溶性なので、ぬれた手で作業したり、降雨で破袋することのないように注意すること。
(11)下記のような条件では薬害が発生するおそれがあるので使用をさけること。
1)砂質土壌の水田及び漏水田(減水深2cm/日以上)
2)軟弱な苗を移植した水田
3)極端な浅植の水田及び浮き苗の多い水田
(12)処理後数日間著しい高温が続く場合、初期生育が抑制されることがあるが、一過性のもので次第に回復し、その後の生育に対する影響は認められていない。
(13)本剤はその殺草特性からいぐさ、れんこん、せり、くわいなどの生育を阻害するおそれがあるので、これらの作物の生育期に隣接田で使用する場合は、十分注意すること。
(14)散布田の水田水を他の作物に灌水しないこと。
(15)河川、湖沼、地下水等を汚染しないよう、落水、かけ流しはしないこと。
(16)本剤は、移植前に生育したミズガヤツリには効果が劣るので、物理的防除方法などを用いて移植前に防除してから使用すること。
(17)本剤の使用に当たっては、使用量、使用時期、使用方法などを誤らないように注意し、特に初めて使用する場合や異常気象時は、病害虫防除所等関係機関の指導を受けることが望ましい。
人畜に有毒な農薬については、その旨及び解毒方法
(1)本剤は水溶性フィルムで小包装化されているため、通常の使用方法ではその該当がない。ただし、ぬれた手で触らないこと。
(2)水溶性フィルム包装が破袋した場合は以下の点に注意すること。
1)本剤は眼に対して刺激性があるので、眼に入った場合には直ちに水洗し、眼科医の手当を受けること。
2)かぶれやすい体質の人は取扱いに十分注意すること。
水産動植物に有毒な農薬については、その旨
(1)水産動植物(藻類)に影響を及ぼすので、河川、養殖池等に流入しないよう注意して使用すること。
(2)散布後は水管理に注意すること。
(3)空袋等は水産動植物に影響を与えないよう適切に処理すること。
引火し、爆発し、又は皮膚を害する等の危険のある農薬については、その旨
通常の使用方法ではその該当がない。
貯蔵上の注意事項
直射日光をさけ、なるべく低温で乾燥した場所に密封して保管すること。
水溶性フィルムは吸湿性があるので湿気には十分注意し、使い残りは外袋の口を堅く閉じて保管すること。
また、強く加圧されると水溶性フィルムが劣化するおそれがあるので下積みにならないようにすること。