除草剤

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クサトリエース粒剤17

クサトリエース粒剤17

特長

●移植後5日から使用できる水稲用一発除草剤です。 ●ノビエに対して長期残効を示します。 ●3㎏剤です。

※基本情報は横にスクロールすることができます。

有効成分
  • カフェンストロール(化管法第1種)・・・1.0% ダイムロン・・・2.0% ベンスルフロンメチル・・・0.17%
その他化管法該当成分
性状
  • 類白色細粒
毒性
  • 普通物※
有効年限
  • 4年
危険物
包装
  • 3kg×8

※普通物:「毒物及び劇物取締法」(厚生労働省)に基づく、特定毒物、毒物、劇物の指定を受けない物質を示す。

適用表

※適用表の中でスクロールすることができます。

※印刷は適用表PDF又は製品要覧からお願いします。

2008年01月23日現在の内容です。

作物名 適用雑草名 使用量 適用土壌 使用時期 本剤の使用回数 使用方法 適用地帯
移植水稲 水田一年生雑草
マツバイ
ホタルイ
ウリカワ
ミズガヤツリ
ヒルムシロ(北陸を除く)
ヘラオモダカ(北陸)
セリ
アオミドロ・藻類による表層はく離
3kg/10a 砂壌土~埴土 移植後5日~ノビエ2.5葉期 ただし、移植後30日まで 1回 湛水散布 北陸、関東・東山・東海、九州の普通期及び早期栽培地帯
壌土~埴土 近畿・中国・四国の普通期及び早期栽培地帯
カフェンストロールを含む農薬の総使用回数 ダイムロンを含む農薬の総使用回数 ベンスルフロンメチルを含む農薬の総使用回数
1回 3回以内(育苗箱散布は1回以内、本田では2回以内) 2回以内

は有効成分を含む農薬の総使用回数を示すものです。

使用上の注意事項

(1)使用量に合わせ秤量し、使いきること。 (2)本剤は雑草の発生前から生育初期に有効なので、ノビエの2.5葉期までに、時期を失しないように散布すること。なお、多年生雑草は生育段階によって効果にふれが出るので、必ず適期に散布すること。ホタルイ、ウリカワ、ヘラオモダカ、ミズガヤツリは2葉期まで、ヒルムシロは発生期まで、セリは再生始期まで、アオミドロ・藻類による表層はく離は発生始期までが本剤の散布適期である。 (3)苗の植付けが均一となるように代かきを丁寧に行うこと。未熟有機物を施用した場合は、特に丁寧に行うこと。 (4)田植え前に生育したミズガヤツリは、完全に防除してから使用すること。 (5)散布に当たっては、水の出入りを止めて湛水のまま田面に均一に散布し、少なくとも3~4日間は通常の湛水状態(水深3~5cm)を保ち、散布後7日間は落水、かけ流しはしないこと。また、止水期間中の入水は静かに行うこと。 (6)移植前後の初期除草剤による土壌処理との体系で使用する場合には、雑草の発生状況をよく観察し、時期を失しないよう適期に散布すること。 (7)下記のような条件では薬害が発生するおそれがあるので使用をさけること。 1)砂質土壌の水田及び漏水田(減水深が2cm/日以上) 2)軟弱な苗を移植した水田 3)極端な浅植えの水田及び浮き苗の多い水田 (8)梅雨期等、散布後に多量の降雨が予想される場合は除草効果が低下することがあるので使用をさけること。 (9)散布後数日間著しい高温が続く場合、初期生育が抑制されることがあるが、一過性のもので次第に回復し、その後の生育に対する影響は認められていない。 (10)本剤はその殺草特性から、いぐさ、れんこん、せり、くわいなどの生育を阻害するおそれがあるので、これら作物の生育期に隣接田で使用する場合は、十分注意すること。 (11)散布田の水田水を他の作物に灌水しないこと。 (12)河川、湖沼、地下水等を汚染しないよう、落水、かけ流しはしないこと。 (13)本剤の使用に当っては、使用量、使用時期、使用方法などを誤らないように注意し、特に初めて使用する場合や異常気象時は、病害虫防除所等関係機関の指導を受けることが望ましい。

人畜に有毒な農薬については、その旨及び解毒方法

(1)誤食などのないように注意すること。誤って飲み込んだ場合には吐き出させ、直ちに医師の手当を受けさせること。 (2)本剤使用中に身体に異常を感じた場合には、直ちに医師の手当を受けること。 (3)本剤は眼に対して刺激性があるので、眼に入った場合には直ちに水洗し、眼科医の手当を受けること。

水産動植物に有毒な農薬については、その旨

(1)水産動植物(魚類)に影響を及ぼすので、養魚田では使用しないこと。 (2)水産動植物(藻類)に影響を及ぼすので、河川、養殖池等に飛散、流入しないよう注意して使用すること。 (3)散布後は水管理に注意すること。 (4)散布器具及び容器の洗浄水は、河川等に流さないこと。また、空容器、空袋等は水産動植物に影響を与えないよう適切に処理すること。

引火し、爆発し、又は皮膚を害する等の危険のある農薬については、その旨

通常の使用方法ではその該当がない。

貯蔵上の注意事項

直射日光をさけ、なるべく低温で乾燥した場所に密封して保管すること。