除草剤

22422

MICザーベックスDX1キロ粒剤

MICザーベックスDX1キロ粒剤

特長

●移植後20日から使用できる水稲用中期除草剤です。 ●初期または一発除草剤との組み合わせで使用します。 ●ノビエからクログワイ等の多年生雑草まで幅広く効果を発揮します。 ●クサネム等の広葉雑草にも有効です。

※基本情報は横にスクロールすることができます。

有効成分
  • シハロホップブチル(化管法第1種)・・・1.5% シメトリン(化管法第1種)・・・4.5% ベンフレセート・・・6.0% MCPB・・・2.4%
その他化管法該当成分
性状
  • 類白色細粒
毒性
  • 普通物※
有効年限
  • 4年
危険物
包装
  • 1kg×12

※普通物:「毒物及び劇物取締法」(厚生労働省)に基づく、特定毒物、毒物、劇物の指定を受けない物質を示す。

適用表

※適用表の中でスクロールすることができます。

※印刷は適用表PDF又は製品要覧からお願いします。

2009年07月22日現在の内容です。

作物名 適用雑草名 使用量 適用土壌 使用時期 本剤の使用回数 使用方法 適用地帯
移植水稲 水田一年生雑草
マツバイ
ホタルイ
ヘラオモダカ(北海道、東北、九州の早期)
ミズガヤツリ(北海道を除く)
ウリカワ(東北を除く)
クログワイ(東北、関東・東山・東海、近畿・中国・四国)
オモダカ(九州の早期を除く)
ヒルムシロ(東北、北陸を除く)
エゾノサヤヌカグサ(北海道)
シズイ(東北)
アオミドロ・藻類による表層はく離(東北、北陸を除く)
1kg/10a 砂壌土~埴土 移植後20~30日(ノビエ3.5葉期まで)[移植前後の初期除草剤による土壌処理との体系で使用] 1回 湛水散布 全域(九州を除く)の普通期栽培地帯及び関東以西の早期栽培地帯
直播水稲 水田一年生雑草
マツバイ
ホタルイ
ミズガヤツリ
ウリカワ
ヒルムシロ
アオミドロ・藻類による表層はく離
1kg/10a 砂壌土~埴土 稲5葉期~ノビエ3.5葉期まで 但し、収穫60日前まで[は種後の初期除草剤による土壌処理との体系で使用] 1回 湛水散布 全域(九州を除く)
シハロホップブチルを含む農薬の総使用回数 シメトリンを含む農薬の総使用回数 ベンフレセートを含む農薬の総使用回数 MCPBエチルを含む農薬の総使用回数
3回以内 2回以内 2回以内 2回以内

は有効成分を含む農薬の総使用回数を示すものです。

使用上の注意事項

(1)使用量に合わせ秤量し、使い切ること。 (2)散布に当たっては、水の出入りを止めて湛水のまま田面に均一に散布し、少なくとも3~5日間は通常の湛水状態(水深3~5cm)を保ち、散布後7日間は落水、かけ流しはしないこと。また、止水期間中の入水は静かに行うこと。 (3)移植前後又は播種後の初期除草剤による土壌処理との組合せで使用する場合には雑草の発生状況をよく観察し、時期を失わないように適期に散布するように注意すること。 (4)梅雨期等、散布後に多量の降雨が予想される場合は除草効果が低下することがあるので使用をさけること。 (5)散布後の異常高温(急激な温度上昇、梅雨明け前後の高温)が予想される時は使用しないこと。 (6)本剤はホルモン作用を持つ除草剤で、処理後低温が続く場合は稲苗の生育抑制などの薬害を生じるおそれがあるので、処理時期の平均気温が15~16℃以下になるような場合には使用をさけること。また、北海道では稲5葉期以下では使用しないこと。 (7)多年生雑草は生育段階によって効果にフレが出るので、必ず適期に散布するよう注意すること。ホタルイ(移植水稲の北海道、関東以西、直播水稲)、ミズガヤツリ(移植水稲の関東以西)、ウリカワ(移植水稲の北海道、関東以西、直播水稲)は3葉期まで、ホタルイ(移植水稲の東北、北陸)、ヘラオモダカ(北海道)、ミズガヤツリ(移植水稲の東北、北陸、直播水稲)、ウリカワ(移植水稲の北陸)、エゾノサヤヌカグサは2葉期まで、シズイは草丈3cmまで、ヒルムシロは発生期まで、ヘラオモダカ(東北、九州)、クログワイ、オモダカ、アオミドロ・藻類による表層はく離は発生始期が散布適期である。また、オモダカ、クログワイ及びシズイは発生期間が長く、遅い発生のものは十分な効果を示さないので、有効な前処理剤との組合せで使用すること。 (8)漏水田(減水深2cm/日以上)では、薬害を生じるおそれがあるので使用しないこと。 (9)乾田直播では、入水前散布の除草剤との組合せで使用することが望ましい。 (10)乾田直播の場合は入水後、しばらくは漏水が多く、効果不足や薬害の出るおそれがあるので漏水が少なくなってから散布すること。 (11)本剤は田面水からの揮散により、キュウリなどの生育を阻害するおそれがあるので、これらの生育期に隣接田で使用する場合は十分注意すること。 (12)本剤はその殺草特性から、とうもろこし、食用びえ、ソルガム等のイネ科作物の生育を阻害するおそれがあるので、散布田の水田水をこれら作物に灌水しないようにすること。 (13)本剤の使用に当たっては、使用量、使用時期、使用方法などを誤らないように注意し、特に初めて使用する場合には病害虫防除所等関係機関の指導を受けることが望ましい。

人畜に有毒な農薬については、その旨及び解毒方法

本剤は眼に対して刺激性があるので薬剤が眼に入らないよう注意すること。眼に入った場合には直ちに水洗し、眼科医の手当を受けること。使用後は洗眼すること。

水産動植物に有毒な農薬については、その旨

(1)水産動植物(魚類)に影響を及ぼすので、養魚田では使用しないこと。 (2)水産動植物(藻類)に影響を及ぼすので、河川、養殖池等に飛散、流入しないよう注意して使用すること。 (3)散布後は水管理に注意すること。 (4)散布器具及び容器の洗浄水は、河川等に流さないこと。また、空袋等は水産動植物に影響を与えないよう適切に処理すること。

引火し、爆発し、又は皮膚を害する等の危険のある農薬については、その旨

通常の使用方法ではその該当がない。

貯蔵上の注意事項

直射日光をさけ、なるべく低温で乾燥した場所に密封して保管すること。