殺虫殺菌剤

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MICビルダーフェルテラ スタークル 箱粒剤

MICビルダーフェルテラ スタークル 箱粒剤

特長

●病害抵抗性誘導で耐性菌リスクの小さいプロベナゾールを配合した箱処理剤です。 ●作用性の異なる2つの殺虫成分の組合わせにより、初期害虫・イネクロカメムシ・コブノメイガ・ウンカ類等の幅広い害虫を防除できます。 ●農林水産省「稲発酵粗飼料生産・給与技術マニュアル」に掲載された農薬です。

※基本情報は横にスクロールすることができます。

有効成分
  • クロラントラニリプロール・・・0.75% ジノテフラン(化管法第1種)・・・2.0% プロベナゾール(化管法第1種)・・・10.0%
その他化管法該当成分
性状
  • 類白色細粒
毒性
  • 普通物※
有効年限
  • 3年
危険物
包装
  • 1kg×12

※普通物:「毒物及び劇物取締法」(厚生労働省)に基づく、特定毒物、毒物、劇物の指定を受けない物質を示す。

適用表

※適用表の中でスクロールすることができます。

※印刷は適用表PDF又は製品要覧からお願いします。

2016年07月06日現在の内容です。

作物名 適用病害虫名 使用量 使用時期 本剤の使用回数 使用方法
稲(箱育苗) 白葉枯病
もみ枯細菌病
イネミズゾウムシ
イネドロオイムシ
ニカメイチュウ
フタオビコヤガ
イネツトムシ
育苗箱(30×60×3cm、使用土壌約5㍑)1箱当り50g 移植3日前~移植当日 1回 育苗箱の上から均一に散布する。
いもち病
ウンカ類
ツマグロヨコバイ
コブノメイガ
緑化期~移植当日
クロラントラニリプロールを含む農薬の総使用回数 ジノテフランを含む農薬の総使用回数 プロベナゾールを含む農薬の総使用回数
1回 4回以内(育苗箱への処理及び側条施用は合計1回以内、本田での散布、空中散布、無人ヘリ散布は合計3回以内) 2回以内(移植時までの処理は1回以内)

は有効成分を含む農薬の総使用回数を示すものです。

使用上の注意事項

(1)育苗箱の苗の上から所定薬量を均一に散布し、茎葉に付着した薬剤は払い落としたのち、十分灌水すること。 (2)稲苗の葉がぬれていると、薬剤が付着して薬害を生ずる場合もあるので、散布直前の灌水はさけること。 (3)軟弱徒長苗、むれ苗などでは薬害を生ずるおそれがあるので、必ず健苗に使用すること。 (4)処理苗移植の本田の整地が不均整な場合は薬害が生じやすいので、代かきはていねいに行い、移植後田面が露出したりしないように注意すること。 (5)処理苗を本田に移植したのちは、そのまま湛水状態(湛水深3~5cm)を保ち、稲苗が活着するまで田面が露出しないよう水管理に注意すること。 (6)本田が砂質土壌の水田や漏水田、未熟有機物多用田の場合は使用をさけること。 (7)移植後、低温が続き、苗の活着遅延が予測される場合には使用をさけること。 (8)本剤の処理により、軽度の初期生育遅延や葉の黄化を認めることがあるが、その後回復するので通常の管理を維持すること。 (9)本剤の使用に当っては、使用量、使用時期、使用方法を誤らないように注意し、特に初めて使用する場合には病害虫防除所等関係機関の指導を受けることが望ましい。

人畜に有毒な農薬については、その旨及び解毒方法

(1)誤食などのないように注意すること。誤って飲み込んだ場合には吐き出させ、直ちに医師の手当を受けさせること。 (2)散布の際は農薬用マスク、手袋、不浸透性防除衣などを着用するとともに保護クリームを使用すること。作業後は直ちに身体を洗い流し、うがいをするとともに衣服を交換すること。 (3)作業時に着用していた衣服等は他のものとは分けて洗濯すること。 (4)かぶれやすい体質の人は作業に従事しないようにし、施用した作物等との接触を避けること。 (5)夏期高温時の使用を避けること。

水産動植物に有毒な農薬については、その旨

(1)水産動植物(甲殻類)に影響を及ぼすので、河川、養殖池等に流入しないよう水管理に注意すること。 (2)散布器具及び容器の洗浄水は、河川等に流さないこと。また、空袋等は水産動植物に影響を与えないよう適切に処理すること。

引火し、爆発し、又は皮膚を害する等の危険のある農薬については、その旨

通常の使用方法ではその該当がない。

貯蔵上の注意事項

直射日光を避け、なるべく低温で乾燥した場所に密封して保管すること。