除草剤

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アルファープロHジャンボ

アルファープロHジャンボ

特長

●移植後3日から使用できる水稲用一発除草剤です。 ●有効成分フェノキサスルホン配合により、ノビエや一年生雑草(アゼナ、コナギ等)に対して長期残効を示します。 ●有効成分ブロモブチド配合で、ALS阻害剤抵抗性ホタルイにも優れた効果を示します。 ●畦畔から投げ込むだけの省力型除草剤です。

※基本情報は横にスクロールすることができます。

有効成分
  • フェノキサスルホン・・・8.0% ブロモブチド・・・36.0% ベンスルフロンメチル(化管法第1種)・・・3.0%
その他化管法該当成分
性状
  • 類白色粒状 水溶性パック入り 1パック25g 
毒性
  • 普通物※
有効年限
  • 4年
危険物
包装
  • (25g×10)×20、(25g×30)×10

※普通物:「毒物及び劇物取締法」(厚生労働省)に基づく、特定毒物、毒物、劇物の指定を受けない物質を示す。

適用表

※適用表の中でスクロールすることができます。

※印刷は適用表PDF又は製品要覧からお願いします。

2015年08月05日現在の内容です。

作物名 適用雑草名 使用量 使用時期 本剤の使用回数 使用方法
移植水稲 水田一年生雑草
マツバイ
ホタルイ
ウリカワ
ミズガヤツリ
ヘラオモダカ
ヒルムシロ
セリ
小包装(パック)10個(250g)/10a 移植後3日~ノビエ2.5葉期 但し、移植後30日まで 1回 水田に小包装(パック)のまま投げ入れる。
フェノキサスルホンを含む農薬の総使用回数 ブロモブチドを含む農薬の総使用回数 ベンスルフロンメチルを含む農薬の総使用回数
2回以内 2回以内 2回以内

は有効成分を含む農薬の総使用回数を示すものです。

使用上の注意事項

(1)本剤は雑草の発生前から生育初期に有効なので、ノビエの2.5葉期までに、時期を失しないように散布すること。なお、多年生雑草は生育段階によって効果にふれが出るので、必ず適期に散布すること。ホタルイ、ミズガヤツリ、ウリカワ、ヘラオモダカは2葉期まで、ヒルムシロは発生期まで、セリは再生始期までが本剤の散布適期である。 (2)苗の植付けが均一となるように、代かきおよび植付作業はていねいにおこなうこと。未熟有機物を施用した場合は、特にていねいにおこなうこと。 (3)散布の際は、やや深めの湛水状態(水深5~6cm)にして水の出入りを止めること。 (4)散布後少なくとも3~4日間は通常の湛水状態(水深3~5cm)を保ち、散布後7日間は落水、かけ流しはしないこと。また、入水は静かにおこなうこと。 (5)本剤は小包装(パック)のまま10アール当たり10個の割合で水田に均等に投げ入れること。 (6)藻類・表層はく離などの水面浮遊物が多い場合は、本剤の拡散が不十分になり、部分的な薬害や効果不足を生じるおそれがあるため、使用はさけること。 (7)パックに使用しているフィルムは水溶性なので、濡れた手で作業したり、降雨で破袋することがないように注意すること。 (8)以下のような条件下では薬害が発生するおそれがあるので使用をさけること。 1)散布後に高温傾向が続くと予想される時 2)砂質土壌の水田および漏水田(減水深が2cm/日以上) 3)軟弱苗を移植した水田 4)極端な浅植えの水田および浮き苗の多い水田 5)植穴の戻りの悪い水田 (9)梅雨時期等、散布後に多量の降雨が予想される場合は、除草効果が低下するおそれがあるので使用をさけること。 (10)散布後の数日間に著しい高温が続く場合、初期生育が抑制されることがあるが、一過性のもので次第に回復し、その後の生育に対する影響は認められていない。 (11)本剤を散布した水田の田面水を他の作物の灌水に使用しないこと。 (12)本剤はその殺草特性から、いぐさ、れんこん、せり、くわいなどの生育を阻害するおそれがあるので、これらの作物の生育期に隣接田で使用する場合は十分に注意すること。 (13)本剤の使用に当っては、使用量、使用時期、使用方法などを誤らないように注意するほか、別途提供されている技術情報も参考にして使用すること。特に初めて使用する場合や異常気象の場合には、病害虫防除所等関係機関の指導を受けることが望ましい。

人畜に有毒な農薬については、その旨及び解毒方法

(1)本剤は水溶性フィルムで小包装化されているため、通常の使用方法ではその該当がない。ただし、濡れた手で触らないこと。 (2)水溶性フィルム包装が破袋した場合は以下の点に注意すること。 1)眼に対して刺激性があるので、眼に入った場合には直ちに水洗し、眼科医の手当を受けること。 2)かぶれやすい体質の人は取扱いに十分注意すること。

水産動植物に有毒な農薬については、その旨

(1)水産動植物(藻類)に影響を及ぼすので、河川、養殖池等に流入しないよう注意して使用すること。 (2)散布後は水管理に注意すること。 (3)空袋等は水産動植物に影響を与えないよう適切に処理すること。

引火し、爆発し、又は皮膚を害する等の危険のある農薬については、その旨

通常の使用方法ではその該当がない。

貯蔵上の注意事項

直射日光をさけ、なるべく低温で乾燥した場所に密封して保管すること。 製剤は吸湿性があるので湿度には十分注意し、使い残りは外袋の口を固く閉じて保管すること。