殺虫殺菌剤

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ガッツスター粒剤

ガッツスター粒剤

特長

●1成分で2つの作用性(メラニン生合成阻害MBI-Pと病害抵抗性誘導)を持つ有効成分トルプロカルブを配合し、いもち病菌を強力にブロックします。 ●いもち病に加えて、紋枯病、稲こうじ病、墨黒穂病、ウンカ類、斑点米カメムシ類などに効果のある本田処理粒剤です。 ●殺虫効果と吸汁阻害効果で、カメムシによる斑点米被害を効率的に防ぎます。

※基本情報は横にスクロールすることができます。

有効成分
  • ジノテフラン(化管法第1種)・・・1.67% シメコナゾール・・・1.5% トルプロカルブ・・・3.0%
その他化管法該当成分
性状
  • 類白色細粒
毒性
  • 普通物※
有効年限
  • 5年
危険物
包装
  • 3kg×6

※普通物:「毒物及び劇物取締法」(厚生労働省)に基づく、特定毒物、毒物、劇物の指定を受けない物質を示す。
もっと詳しく!「トルプロカルブ剤」について

適用表

※適用表の中でスクロールすることができます。

※印刷は適用表PDF又は製品要覧からお願いします。

2020年08月26日現在の内容です。

作物名 適用病害虫名 使用量 使用時期 本剤の使用回数 使用方法
カメムシ類
ウンカ類
ツマグロヨコバイ
フタオビコヤガ
いもち病
紋枯病
稲こうじ病
もみ枯細菌病
穂枯れ(ごま葉枯病菌)
墨黒穂病
3kg/10a 出穂5日前まで 但し、収穫45日前まで 1回 湛水散布
ジノテフランを含む農薬の総使用回数 シメコナゾールを含む農薬の総使用回数 トルプロカルブを含む農薬の総使用回数
4回以内(育苗箱への処理及び側条施用は合計1回以内、本田での散布、空中散布、無人航空機散布は合計3回以内) 2回以内(移植時までの処理は1回以内) 2回以内(移植時までの処理は1回以内、本田での湛水散布、無人航空機散布、投げ入れは合計1回以内)

は有効成分を含む農薬の総使用回数を示すものです。

使用上の注意事項

(1)使用量に合わせ秤量し、使いきること。 (2)散布に当っては、湛水状態(水深3cm程度)で重複をさけ均一に散布し、散布後少なくとも4~5日間は湛水状態を保ち、散布後7日間は落水及びかけ流しをしないこと。なお漏水の激しい水田では使用をさけること。 (3)蚕に対して影響があるので、周辺の桑葉にはかからないようにすること。 (4)ミツバチに対して影響があるので、以下のことに注意すること。 1)ミツバチ等の巣箱及びその周辺に飛散するおそれがある場合には使用しないこと。 2)関係機関(都道府県の農薬指導部局や地域の農業団体等)に対して、周辺で養蜂が行われているかを確認し、養蜂が行われている場合は、関係機関へ農薬使用に係る情報を提供し、ミツバチの危害防止に努めること。 (5)空袋は圃場などに放置せず、適切に処理すること。 (6)本剤の使用に当っては使用量、使用時期、使用方法を誤らないように注意すること。とくに本剤をはじめて使用する場合は、病害虫防除所等関係機関の指導を受けることが望ましい。

人畜に有毒な農薬については、その旨及び解毒方法

(1)本剤は眼に対して刺激性があるので、眼に入った場合には直ちに水洗し、眼科医の手当を受けること。 (2)本剤は皮膚に対して弱い刺激性があるので皮膚に付着しないよう注意すること。付着した場合には直ちに石けんでよく洗い落とすこと。 (3)散布の際は防護マスク、手袋、長ズボン・長袖の作業衣などを着用すること。作業後は手足、顔などを石けんでよく洗い、うがいをすること。

水産動植物に有毒な農薬については、その旨

(1)水産動植物(甲殻類)に影響を及ぼすので、河川、養殖池等に飛散、流入しないよう注意して使用すること。 (2)散布後は水管理に注意すること。

引火し、爆発し、又は皮膚を害する等の危険のある農薬については、その旨

通常の使用方法ではその該当がない。

貯蔵上の注意事項

直射日光を避け、なるべく低温で乾燥した場所に密封して保管すること。