第 23713 号
シュナイデン1キロ粒剤(JA)

有効成分 |
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その他化管法該当成分 |
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性状 |
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毒性 |
| 有効年限 |
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危険物 |
| 包装 |
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※普通物:「毒物及び劇物取締法」(厚生労働省)に基づく、特定毒物、毒物、 劇物の指定を受けない物質を示す。
適用表
2019年11月05日現在の内容です。
作物名 | 適用雑草名 | 使用時期 | 使用量 | 本剤の 使用回数 |
使用方法 |
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移植水稲 | 一年生雑草 多年生広葉雑草 |
移植時 | 1kg/10a | 1回 | 田植同時散布機で施用 |
移植直後~ノビエ2.5葉期 ただし、移植後30日まで | 湛水散布又は無人航空機による散布 | ||||
直播水稲 | 一年生雑草 マツバイ ホタルイ ミズガヤツリ ウリカワ ヒルムシロ セリ |
稲1葉期~ノビエ2.5葉期 ただし、収穫90日前まで | 1kg/10a | 1回 | 湛水散布又は無人航空機による散布 |
ピラゾレートを含む農薬の総使用回数 | ベンゾビシクロンを含む農薬の総使用回数 | メタゾスルフロンを含む農薬の総使用回数 |
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2回以内 | 3回以内 | 2回以内 |
については有効成分を含む農薬の総使用回数を示すものです。
使用上の注意
(1)使用量に合わせ秤量し、使いきること。
(2)本剤は雑草の発生前から発生初期に有効なので、ノビエの2.5葉期までに時期を失しないように散布すること。なお、多年生雑草は生育段階によって効果にフレが出るので、必ず適期に散布するように注意すること。ホタルイ(直播水稲)、ヘラオモダカ、ミズガヤツリ(直播水稲)は2葉期まで、ホタルイ(移植水稲)、ミズガヤツリ(移植水稲)、ウリカワ(移植水稲)は3葉期まで、クログワイ、オモダカは発生前~発生始期まで、ヒルムシロは発生期まで、セリは再生前~再生始期まで、ウリカワ(直播水稲)、コウキヤガラは発生始期まで、シズイは草丈3cmまでが本剤の散布適期である。
(3)散布に当たっては、水の出入りを止めて湛水のまま田面に均一に散布すること。少なくとも3~4日間は通常の湛水状態(水深3~5cm)を保ち、田面を露出させないよう注意すること。散布後7日間は落水、かけ流しはしないこと。また、止水期間中の入水は静かに行うこと。
(4)本剤を無人航空機による散布に使用する場合は、次の注意を守ること。
1)散布は使用機種の使用基準に従って実施すること。
2)散布に当たっては散布機種に適合した散布装置を使用すること。
3)事前に薬剤の物理性に合わせて散布装置のメタリング開度を調整すること。
4)散布薬剤の飛散によって他の植物に影響を与えないよう散布区域の選定に注意し、散布装置のインペラの回転数を調整し、圃場の端から5m離れた位置から圃場内に散布すること。
5)水源池、飲料用水等に本剤が飛散、流入しないように十分注意すること。
(5)稲の根が露出する条件では薬害を生じるおそれがあるので、使用をさけること。
(6)浅植え、浮き苗が生じないように、代かき、均平化及び植付作業はていねいにおこなうこと。未熟有機物を使用した場合は、特にていねいにおこなうこと。
(7)補植は必ず散布前に行うこと。
(8)下記のような条件では薬害が発生するおそれがあるので使用をさけること。
1)砂質土壌の水田及び漏水田(減水深2cm/日以上)
2)軟弱な苗を移植した水田
3)極端な浅植の水田及び浮き苗の多い水田
(9)本剤はその殺草特性からいぐさ、れんこん、せり、くわいなどの生育を阻害するおそれがあるので、これら作物の生育期に隣接田で使用する場合は、十分注意すること。
(10)蚕に対して影響があるので、周辺の桑葉にはかからないようにすること。
(11)空袋等は圃場などに放置せず、環境に影響のないよう適切に処理すること。
(12)散布田の水田水を他の作物に灌水しないこと。
(13)河川、湖沼、地下水等を汚染しないよう、水管理を適正に行うこと。
(14)本剤の使用に当っては、使用量、使用時期、使用方法などを誤らないように注意するほか、別途提供されている技術情報も参考にして使用すること。特に初めて使用する場合や異常気象時は、病害虫防除所等関係機関の指導を受けることが望ましい。
人畜に有毒な農薬については、その旨及び解毒方法
(1)本剤は眼に対して刺激性があるので、眼に入った場合には直ちに水洗し、眼科医の手当を受けること。
(2)散布の際は農薬用マスク、手袋、長ズボン・長袖の作業衣などを着用すること。作業後は直ちに手足、顔などを石けんでよく洗い、うがいをするとともに衣服を交換すること。
(3)作業時に着用していた衣服等は他のものとは分けて洗濯すること。
(4)かぶれやすい体質の人は取扱いに十分注意すること。
水産動植物に有毒な農薬については、その旨
この登録に係る使用方法では該当がない。
引火し、爆発し、又は皮膚を害する等の危険のある農薬については、その旨
通常の使用方法ではその該当がない。
貯蔵上の注意事項
直射日光をさけ、食品と区別して、なるべく低温で乾燥した場所に密封して保管すること。また、吸湿しやすいので開封後は堅く口を閉じ、長期間の保存はさけること。