殺虫殺菌剤

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トリプルキック箱粒剤

トリプルキック箱粒剤

特長

●1成分で2つの作用性(メラニン生合成阻害MBI-Pと病害抵抗性誘導)を持つ有効成分トルプロカルブを配合し、いもち病菌を強力にブロックします。 ●シメコナゾール配合で、紋枯病・稲こうじ病・墨黒穂病・穂枯れ(ごま葉枯病菌)にも効果があります。 ●シアントラニリプロール配合で、初期害虫・チョウ目害虫・イナゴ類等を長期間防除できます。 ●側条施用でも使用できます。

※基本情報は横にスクロールすることができます。

有効成分
  • シアントラニリプロール・・・0.75% シメコナゾール・・・4.5% トルプロカルブ・・・9.0%
その他化管法該当成分
性状
  • 類白色細粒
毒性
  • 普通物※
有効年限
  • 5年
危険物
包装
  • 1kg×12、3kg×6、10kg×1(JA)

※普通物:「毒物及び劇物取締法」(厚生労働省)に基づく、特定毒物、毒物、劇物の指定を受けない物質を示す。
もっと詳しく!「トルプロカルブ剤」について

適用表

※適用表の中でスクロールすることができます。

※印刷は適用表PDF又は製品要覧からお願いします。

2023年03月08日現在の内容です。

作物名 適用病害虫名 使用量 使用時期 本剤の使用回数 使用方法
稲(箱育苗) イネドロオイムシ
イネミズゾウムシ
ニカメイチュウ
フタオビコヤガ
イネツトムシ
いもち病
紋枯病
稲こうじ病
もみ枯細菌病
内穎褐変病
穂枯れ(ごま葉枯病菌)
墨黒穂病
白葉枯病
育苗箱(30×60×3cm、使用土壌約5㍑)1箱当り50g 移植3日前~移植当日 1回 育苗箱の上から均一に散布する。
高密度には種する場合は1kg/10a(育苗箱(30×60×3cm、 使用土壌約5L) 1箱当り50~100g)
イナゴ類
イネヒメハモグリバエ
育苗箱(30×60×3cm、使用土壌約5㍑)1箱当り50g 移植当日
高密度には種する場合は1kg/10a(育苗箱(30×60×3cm、使用土壌約5L)1箱当り50~100g)
イネドロオイムシ
イネミズゾウムシ
いもち病
紋枯病
1kg/10a 移植時 1回 側条施用
シアントラニリプロールを含む農薬の総使用回数 シメコナゾールを含む農薬の総使用回数 トルプロカルブを含む農薬の総使用回数
1回 2回以内(移植時までの処理は1回以内) 2回以内(移植時までの処理は1回以内、本田での湛水散布、無人航空機散布、投げ入れは合計1回以内)

は有効成分を含む農薬の総使用回数を示すものです。

使用上の注意事項

(1)本剤を育苗箱に処理する場合は、次の注意事項を守ること。 1)育苗箱(30×60×3cm、使用土壌約 5L)1 箱当りに乾籾として 200 から 300g 程度を高密度には種する場合は、10a 当りの育苗箱数に応じて、本剤の使用量が 1kg/10a までとなるよう、育苗箱 1 箱当りの薬量を 50 から 100g までの範囲で調整すること。 2)薬剤が育苗箱からこぼれ落ちないように処理を行うこと。 3)本剤の所定量を育苗箱の上から均一に散布し、葉に付着した薬剤を払い落とし、軽く散水してから田植機にかけて移植すること。育苗箱に高密度には種した場合は、とくに注意して葉に付着した薬剤を払い落とすこと。 4)葉先枯れなどの薬害を生じることもあるので、散布ムラがないよう均一に散布すること。 (2)本剤を移植時に使用する場合は、専用の移植同時施薬機を用い、側条施用すること。 (3)容器・空袋はほ場などに放置せず、適切に処理すること。 (4)本剤の使用に当っては、使用量、使用時期、使用方法を誤らないように注意し、とくに初めて使用する場合には、病害虫防除所等関係機関の指導を受けることが望ましい。

人畜に有毒な農薬については、その旨及び解毒方法

散布の際は防護マスク、手袋、長ズボン・長袖の作業衣などを着用すること。作業後は手足、顔などを石けんでよく洗い、うがいをすること。

水産動植物に有毒な農薬については、その旨

この登録に係る使用方法では該当がない。

引火し、爆発し、又は皮膚を害する等の危険のある農薬については、その旨

通常の使用方法ではその該当がない。

貯蔵上の注意事項

直射日光をさけ、なるべく低温で乾燥した場所に密封して保管すること。