除草剤

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ソニックブームSジャンボ

ソニックブームSジャンボ

特長

●新規有効成分サイラ配合の中・後期除草剤です。 ●4つの有効成分を効果的に配合することで、幅広い草種に高い効果を示します。 ●ALS阻害剤抵抗性雑草(オモダカ、コナギ、ホタルイ等)にも優れた効果を示します。 ●4葉期までのノビエにも有効で、また、クログワイ等の多年生雑草にも高い効果を示します。 ●拡散性能に優れたソニックスプレッドテクノロジー*を採用しています。 *拡散性能を飛躍的に向上させた三井化学クロップ&ライフソリューションの独自技術です。

※基本情報は横にスクロールすることができます。

有効成分
  • サイラ(シクロピリモレート)・・・3.0% シメトリン(化管法第1種)・・・3.0% テフリルトリオン(化管法第1種)・・・4.0% ペノキススラム・・・1.0%
その他化管法該当成分
性状
  • 淡褐色細粒及び微粒、水溶性パック入り、1パック25g
毒性
  • 普通物※
有効年限
  • 3年
危険物
包装
  • (25g×20)×10

※普通物:「毒物及び劇物取締法」(厚生労働省)に基づく、特定毒物、毒物、劇物の指定を受けない物質を示す。

適用表

※適用表の中でスクロールすることができます。

※印刷は適用表PDF又は製品要覧からお願いします。

2023年01月25日現在の内容です。

作物名 適用雑草名 使用量 使用時期 本剤の使用回数 使用方法
移植水稲 一年生雑草
マツバイ
ホタルイ
ヘラオモダカ
ミズガヤツリ
ウリカワ
クログワイ
オモダカ
ヒルムシロ
セリ
アオミドロ・藻類による表層はく離
小包装(パック)20個(500g)/10a 移植後14日(稲4葉期以降)~ノビエ4葉期 ただし、収穫60日前まで 1回 水田に小包装(パック)のまま投げ入れる。
シクロピリモレートを含む農薬の総使用回数 シメトリンを含む農薬の総使用回数 テフリルトリオンを含む農薬の総使用回数 ペノキススラムを含む農薬の総使用回数
2回以内 2回以内 2回以内 2回以内

は有効成分を含む農薬の総使用回数を示すものです。

農薬の使用上の注意事項

(1)必要量を購入し、できるだけ残すことなく使いきること。 (2)多年生雑草は生育段階によって効果にフレが出るので、必ず適期に散布するように注意すること。ホタルイは草丈15cmまで、ヘラオモダカ、ウリカワは5葉期まで、ミズガヤツリは草丈25cmまで、クログワイは草丈20cmまで、オモダカは矢じり葉4葉期まで、ヒルムシロは発生盛期まで、セリは増殖期まで、アオミドロ・藻類による表層はく離は発生始期までが本剤の散布適期である。 (3)クログワイ、オモダカは、必要に応じて有効な前処理剤と組み合わせて使用すること。 (4) 処理に当たっては、水の出入りを止めて水深5~6cmの湛水状態にし、散布後少なくとも3~4日間は通常の湛水状態を保ち、田面を露出させないようにし、散布後7日間は落水、かけ流しはしないこと。自然減水により田面の一部が露出するようになったら、水尻を止めて通常の水深になるまで水を入れて水口を閉じること。また、止水期間中の入水は静かに行うこと。 (5)前処理剤との体系で使用し、雑草の発生状況をよく確認し、時期を失しないように散布すること。 (6)本剤は小包装(パック)のまま10アール当たり20個の割合で水田に均等に投げ入れること。 (7)稲の根が露出する条件では薬害を生じるおそれがあるので、使用をさけること。 (8)浅植え、浮き苗が生じないように、代かき、均平化及び植付作業はていねいに行うこと。未熟有機物を使用した場合は、特にていねいに行うこと。 (9)補植は必ず散布前に行うこと。 (10)藻や浮草が多発している水田では、拡散が不十分となり、部分的な薬害や効果不足を生じる可能性があるので使用をさけること。 (11)パックに使用しているフィルムは水溶性なので、ぬれた手で作業したり、降雨で破袋することのないように注意すること。 (12)下記のような条件では薬害が発生するおそれがあるので使用をさけること。 1)砂質土壌の水田及び漏水田(減水深2cm/日以上) 2)軟弱な苗を移植した水田 3)極端な浅植の水田及び浮き苗の多い水田 (13)本剤の使用後に低温が続くと予想される場合には、稲に生育抑制などの薬害が発生するおそれがあるので、使用をさけること。 (14)処理後著しい高温が続く場合には、稲にクロロシスを生じる場合があるが、その後の生育に対する影響は認められていない。 (15)本剤はその殺草特性からいぐさ、れんこん、せり、くわいなどの生育を阻害するおそれがあるので、これら作物の生育期に隣接田で使用する場合は、十分注意すること。 (16)散布田の水田水を他の作物に灌水しないこと。 (17)河川、湖沼、地下水等を汚染しないよう、水管理を適正に行うこと。 (18)本剤の使用に当たっては、使用量、使用時期、使用方法などを誤らないように注意するほか、別途提供されている技術情報も参考にして使用すること。特に初めて使用する場合には病害虫防除所等関係機関の指導を受けることが望ましい。

人畜に有毒な農薬については、その旨、使用に際して講ずべき被害防止方法及び解毒方法

(1)人畜に有毒な農薬については、その旨及び解毒方法 ア農薬使用者に係る注意事項 ①本剤は水溶性フィルムで小包装化されているため、通常の使用方法ではその該当がない。ただし、濡れた手で触らないこと。 ②水溶性フィルム包装が破袋した場合は以下の点に注意すること。 1)眼に対して刺激性があるので、眼に入った場合には直ちに水洗し、眼科医の手当を受けること。 2)皮膚に対して刺激性があるので皮膚に付着しないよう注意すること。付着した場合には直ちに石けんでよく洗い落とすこと。 3)かぶれやすい体質の人は取扱いに十分注意すること。付着した場合には直ちに身体を洗い流し、うがいをするとともに衣服を交換すること。 (2)使用に際して講ずべき被害防止方法 該当なし

生活環境動植物に有毒な農薬については、その旨

(1)水産動植物(藻類)に影響を及ぼすので、河川、養殖池等に流入しないよう注意して使用すること。 (2)散布後は水管理に注意すること。 (3)空袋等は水産動植物に影響を与えないよう適切に処理すること。

引火し、爆発し、又は皮膚を害する等の危険のある農薬については、その旨

通常の使用方法ではその該当がない。

農薬の貯蔵上の注意事項

直射日光をさけ、なるべく低温で乾燥した場所に密封して保管すること。 水溶性フィルムは吸湿性があるので湿気には十分注意し、使い残りは外袋の口を固く閉じて保管すること。また、強く加圧されると水溶性フィルムが劣化するおそれがあるので下積みにならないようにすること。