安全使用上の注意

人間社会には、社会生活を営んでいくためのルール・マナーがあります。農薬の場合も、適正に、そして安全に使用するためのマナーがあります。農薬工業会では、下記の標語「農薬適正使用運動」を掲げ、農薬の正しい使用・取扱・保管を呼びかけています。

農薬適正使用運動

  1. 使用前にラベルや説明書をよく読んでください。
  2. 住宅地等周辺では近隣に使用計画を事前連絡してください。
  3. 農薬用マスク・手袋など保護具を着用してください。
  4. 圃場の外に飛散・流出しないように使用してください。
  5. 使用履歴を記帳してください。
  6. 食品と区別し、カギをかけて保管してください。
  7. 空容器などの廃棄物は正しく処分してください。

農薬工業会

農薬は農産物の安定供給、労働力の節減のために必要な資材です。農薬を安全に、そして正しく適正に使用していただくためには、4つの安全事項

①使用者に対する安全        
②農作物に対する安全(薬害の防止)
③農産物に対する安全(残留農薬)  
④環境に対する安全

を常に心掛けておかねばなりません。
これら4つの安全を守るために、「農薬は正しく使いましょう-10のチェックポイント-」を守るように注意しましょう。

農薬の安全使用

農薬は正しく使いましょう

-10のチェックポイント-

  1. 農薬はラベルや説明書をよく読み、正しく使いましょう。(記載以外には使用しない)
  2. 体調がすぐれないときや、妊娠中の人は散布作業を避けましょう。
  3. 防除機具は故障や不備のないよう事前に点検・整備しましょう。
  4. 農薬を使うときは、マスク・手袋など防護具を着用しましょう。
  5. 散布は風の少ない、朝夕の涼しいときに行ないましょう。
  6. 風向きや作物の高さなどを考えて、農薬が体にかからないよう散布しましょう。
  7. 環境保全のため、農薬が圃場の外に飛散・流出しないよう注意を払いましょう。
  8. 農薬の空容器は圃場などに放置せず、正しく処分しましょう。
  9. 農薬は食品と区別し、カギをかけて保管しましょう。(小児の手の届く所には置かない)
  10. 作業後は、うがい・入浴をして、衣服を着替えましょう。
農薬のラベルにおける注意喚起マーク(絵表示)

農薬の安全使用について

農薬の保管は食品類と区別するとともに、農薬に対する知識のない子供や第三者が、直接触れたり持ち出すことのないよう、事故防止のために十分な配慮が必要です。

(1)保管庫には必ずカギをかける

倉庫や納屋などに専用の保管場所を定め、必ずカギをかけて保管します。少量の場合は手製の保管庫でもよいが、必ずカギをかけるようにします。

(2)保管場所は冷涼・乾燥した所

農薬は直射日光に当たったり、湿気の多い所などに置いておくと、分解して効果が低下するだけでなく、分解物が薬害をおこす原因になることがあります。保管場所は、日光の当たらない、涼しい、乾燥した所を選びましょう。
火気注意とか、火気厳禁と表示されている農薬は火気をさけて保管します。なお、粉・粒剤や水和剤などは、地面や床に直接置くと湿気で品質が損なわれる恐れがあるので、棚などに分類、整理して保管します。また、地震のことも考え、割れやすいものは高いところに置かないなどの配慮も必要です。

(3)容器の移し換えは絶対にしない

農薬を牛乳ビンやその他の容器へ移し換えたりすると、誤用、誤飲などの事故につながるので、絶対にやめましょう。

(4)除草剤は他の農薬と離して保管

除草剤は他の農薬と混ざったり、過って散布すると作物に対して思わぬ薬害を引き起こすことがあります。除草剤は他の農薬と区分して保管しましょう。

(5)有効期限に注意する

農薬のラベルや外装には、その農薬の最終有効年月が表示されています。有効期限が切れても、その日から直ちに効果がなくなるわけではないが、有効年月に注意し、有効期限内に古いものから使用するようにしましょう。

(6)その他の注意

保管に当たって、特別に注意を要する農薬は、ラベルに保管方法が示されていますので、表示に従って保管しましょう。

2.漏出時の措置

粉剤・粒剤・水和剤等固体、紛体の場合、保護具を着用し、掃き取り他の容器に回収する。
乳剤・液剤等液体の場合、保護具を着用し、砂・ウエス等に吸収させ他の容器に回収する。

3.廃棄上の注意

粉剤・粒剤等固体・原液散布剤の場合、使用量に合わせ秤量し、使い切る。空袋(空容器)は圃場などに放置せず適切に処理する。
乳剤・液剤・水和剤等の希釈する薬剤の場合、使用量に合わせ薬液を調整し、使い切る。空容器(空ビン)は圃場などに放置せず、3回以上水洗し適切に処理する。洗浄水はタンクに入れる。

4.輸送上の注意

移送取扱いは、ていねいに行い、転倒・破損する事のないようにする。

5.火災時の措置

火災時は適切な保護具を着用し、水・消火剤等で消火に努める。( 但し、乳剤は水を使用してはならない。)

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【中毒の緊急問い合わせ】

公益財団法人 日本中毒情報センター

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