ハイブリッドライスとは

異なる性質のものを合わせてできた「もの」を「ハイブリッド」といい、より性能の良いものが出来ることが知られています。例えば、ガソリンと電気を動力源としたハイブリッドカーなどがあります。 生物は遺伝的に遠縁の品種間で雑種を作ると、その一代目(ハイブリッド、F1)に両親より優れた形質が現れ、しかも均一な性質を示すことが知られております。この現象を雑種強勢(ヘテローシス)といい、トウモロコシや野菜の品種のほとんどがハイブリッドです。

ハイブリッドライスはどうやってできるか

遠縁の品種をかけあわせると、両親の性質が子世代(雑種第一代、F1という)に均質に受け継がれ、両親の優れた性質が子世代に現れる特性を活かしたのが、ハイブリッドライス「みつひかり」です。みつひかりは、雄品種の花粉が雌品種に受粉した種子を採種しています。

ハイブリッドライスと一般品種の違い

ハイブリッドライスの米を種子として栽培すると
みつひかりは自家採種に適さないのでご留意ください