ジノテフラン(Dinotefuran)

ジノテフランは三井化学アグロが創出・開発した殺虫剤原体です。農業だけでなく、住宅のシロアリ防除、ペットのノミ・ダニ防除、家庭用殺虫剤など幅広い場面で使用されています。広範な害虫をカバーする殺虫活性に加え、優れた浸透移行性、カメムシ類への吸汁阻害効果といった数々の特徴を有しています。
農業用殺虫剤としては2002年に日本で「スタークル」、「アルバリン」として販売開始して以来、ジノテフランは水田の基幹殺虫剤として普及、野菜類、果樹類など様々な作物での登録、また農業場面での効率化・省力化に寄与する使用方法などで、作物保護に寄与してきました。
海外においても、インドを含めたアジア各国での水稲害虫の防除、ブラジルでは大豆やサトウキビなどの害虫防除で使用され、世界の食糧生産に貢献しています。

ジノテフランの使用用途
農業分野 PPM分野
主な対象害虫 ウンカ、カメムシ、コナジラミ、アザミウマ、ハモグリバエ、カイガラムシ、アブラムシなど シロアリ、ノミ、ダニ、ハエ、蚊、ゴキブリ、キクイムシなど
主な対象作物・分野 イネ、野菜、果樹、花卉類、樹木類 など PCO(※1)、ペット、畜産、家庭用殺虫剤、木材保存
代表的な製品名 スタークル™ アルバリン™  など ミケブロック™、フライダウン™ベイト など
主な販売国 日本、アメリカ、中国、インド、ブラジル など 日本、アメリカ、フランス、スペイン、トルコ
  • PCO・・・Pest Control Operator(害虫駆除業者)